前回更新から時間空いてしまった。。。
納車後初の長距離(?)ツーリング行ってきましたので、そのまとめをつらつら書いてきます。
<今回のツーリング目的>
①KTM1290SAの初回点検距離を乗り切る(1000km)
②高山でパンとハンバーガーを食べる
⑤夕飯は鰻が食べたい
一番の目的は1000km走行してサクッと初回点検を行うことなのですが、
ただ距離を走るのもつまらないので久方ぶりに飛騨・中濃・東濃巡りを行うことにしました。
全2日のルートはこちらです。
3月20日
3連休初日はあいにくの雨だった為、中日から出発。
空いている中央道を走ります。
気温1℃〜5℃とバイクで走るにはツライ気温ですが、1290SA標準装備のヒートグリップ&ヒートシートを設定温度MAXに!
1290のヒーターは3段階あり、MAX設定すると街乗りでは熱い位です。が、流石に高速とこの気温だとグリップの方は効きが△ まあ、無いよりは遥かにマシですが。
快適装備の恩恵も限界に近づいた為、
八ヶ岳PAで休憩。
綺麗に晴れて気持ちの良い天気です。
寒さを紛らわす為、温かい蕎麦を朝食に頂きます。(
PAの蕎麦にしては意外に美味しかったです。一応手打ちらしい。)
因みに、今は目的②の高山に向かってます。
で、普通は長野道松本IC→R158→
安房峠道路→高山が最短コースなのですが、
安房峠の路面凍結を恐れて別ルートを選択。
(高山でいらぬ心配だった事が判明しますが…)
中央道
伊那IC→R361→開田高原の遠回りルートで高山目指します。
(一応標高的にはこのルートの方が低地)
このR361。適度なワインディングロードのため、新品タイヤの皮むきには丁度良いコースです。また、開田高原から
御嶽山+継子岳麓を走る際はなかなかな景色を堪能することができます。
…肝心の写真を撮り忘れましたがね!
なんやかんやで10時前後に飛騨高山へ到着!
高山市内は駐車スペースに悩むことが多いですが、
高山市図書館煥章館はバイクを無料で止めさせてくださるため、ありがたく活用させて頂きます。
高山の名物?の一つ煥章館。
この図書館から一段下がった辺りが高山の一大観光スポット「古い町並み」です。
風情ある建築物と共に、味噌屋や酒屋、
飛騨牛の店など様々な名物スポットが出迎えてくれます。
この日は3連休中のため、予想どうり人人人。
ゆっくりぶらぶらするには少々窮屈
だもんで、サクッと今回の高山ツーリングの一番の目的地に向かいます。
目的②-1:CENTER4・HAMBURGERS(ハンバーガー屋)
元々は海外の旅行者の間で「ここのバーガーを食べずしてハンバーガーを語るな!」的な口コミが広がり、日本人も訪れるようになったとか。
特に「
飛騨牛バーガー」が有名なのですが数量限定でもあるので若干幻のメニューと化しているようです。
まぁ、お値段¥2,400とハンバーガーの価格ではないんですがね。
モスが何個食えるんや。。。
とまぁ、ここまで来たのだから値段のことは忘れ(強制的に)開店40分前(11:00開店)にお店に向かいました。
が、結果は><
こちらのお店は土日に関してはメニューや時間の予約できないため、先着順に入店し、注文時点で「
飛騨牛バーガー」が売り切れていなければ◎という仕組みです。
多くの方が並んでいる場合は入れる時間を店員さんが先着順に案内していき、実際の時間になると携帯にTELしてくれます。
(平日は事前予約できるみたいです)
今回、開店40分前に行ったのですが、結果は13時ごろの入店!食事時間としてはベストなタイミングですが、お目当ての
飛騨牛は結局売り切れでした。
お目当ての
飛騨牛バーガーはありませんが、せっかくなのでクアトロを注文。
↓このメニューの一番下のバーガーです。
で、待つこと10分ちょいて出てきたのがこちら。
チーズ、卵、ベーコン、アボガド入りバーガーで、食べ応え抜群!
お好みでテーブルの上にある
ケチャップを入れてきます。
肉もジューシーでなかなかGoodでした。
バーガー屋はまた挑戦するとして、昼飯の時間が13時になったので、
その間にもう一つの目的にに徒歩で向かいます。
高山の古い町並みから少々外れたところにあるパン屋さんで、親父がちょくちょく買ってきていた為、20年以上前からお世話になっているます。
特に円柱型のパン(なんというか忘れましたが)が大好物なので、今回もそれが目的でした。
昼飯まで2時間弱、パン買った後高山観光を目論んでいたのですが、
まさか、パン屋で並ぶことになるとは思いもしてませんでしたよ!
あまりに驚いて写真とか一切撮るの忘れたくらいです。
え、しかしなんでこんな並んでるの???普通に1時間30分ほど待つはめに。
あまりに謎だったんで、後ろに並んでいたオバサマに聞きましたが、なんでも
NHKプロフェッショナルに出てから平日でもこんな状況だそうです。
(その方はわざわざ大阪からいらしたそうです。)
パン屋で1時間30分待ちとか、東京のセントラルザベーカリーでもそんな待たないよ!
と、言いながらも、目的の丸パンやクロワッサン系菓子パン等々を購入。
自宅用のパンも買い込み想定外の時間を取られてしまいました。
平日も並ぶとなると、さらに足が遠のきそうです><
そんなこんなで高山での目的も済ませ、
白川郷へ向かおうと思ったのですが、
予定時間を大幅に超過した為、目的③はパス。
白川郷は今後郡上へ行くついでにでも寄る事にします。
「おまけ」:喫茶店WA・SA・BI
高山市図書館の直ぐ近くにある落ち着いた雰囲気の喫茶店。
とても落ち着いた雰囲気の店内に珈琲の香りが漂い、本でも読んでぼーっとしていたいお店です。
珈琲の酸味と適度な甘さ。かつ、
さくらんぼに染み込むワインの香りが口の中に広がり、絶品でした!
また今度お邪魔します♪
高山からR41を南に向かいますが、この川沿いのルートはほとんどが追い越し禁止。
トラックや地元車も多い為、若干ストレスがたまる道です。
抜け道があればよいのですが…
河原には無料で入れる(混浴の)温泉があるのですが、さすがにそこはパスしていつも行く「幸ノ湯」へ。
350円で温泉を堪能できるので、何時も下呂へ行くときはここです。
さすがに疲れていたのか風呂の中でウトウトしてしまい、予定より長風呂に。
ここからまだ先は長い為、バイクのエンジンを点火します。
目的⑤:多治見市 鰻屋「魚弘」
さて、最後に目指すのは本日の終着点多治見。
どれだけ知られているのか、というか知っている人がいるのか不明ですが、
多治見市はゆるキャラにうなぎと河童のハイブリッド「うながっぱ」 を採用するほどうなぎで有名です。
陶器の街として栄えた多治見ですが、つきっきりで陶器を焼く職人が「バテないよう精のつく食材がいる!」となり、うなぎが食べられるようになったとか・・・
尚、東京のうなぎとは焼き方・タレ双方ともに大きく違います。
うなぎを蒸し焼きにせず皮をパリッと焼き、甘めの濃いタレをかけるのが多治見(というか中部地方?)のうな丼やひつまぶしですね。
わたしはこちらの味付け焼き方の方が合っているので、岐阜へツーリングに行った際はうなぎを食して帰ります。
話を多治見に戻して、そんな多治見市の旧市街側だけでも「うな千」「澤千」「うなぎや」等々何件もの鰻屋が店を構えています。
が、大半の店が19時に店を閉める為、タイムリミットはその時間。
下呂を17時ごろ出発し、R41で美濃加茂に入り、木曽川を越えてR248を使い多治見を目指します。
そして、多治見市街についたのは19時ぴったり。
この時間になると目当てだった「うな千」は品切れ閉店!ちかばの「うなぎや」も閉まってしまいました。
と、たまたま路地を入ったところで暖簾がかかっている鰻屋さんを発見!
タレの焼ける良い匂いに誘われ、こちらのお店で夕食をとることにしました。
通されたのは座敷ですが、テーブルと椅子が並べられておりゆっくりくつろげます。
で、メニューを撮影したのですが、まさかのピンボケ。
悩んだ末に「うな丼 松」と「うなぎ 肝焼き」をチョイス。
↓肝焼きとうざくで悩みましたが、売り切れることもある肝を選択。
で、頼んだ肝焼きがまず初めに出てきました。
適度な甘さと山椒の葉がアクセントになりつつも、うな肝の苦味と旨みが口の中に広がります。
もう疲れが一瞬にして吹っ飛んで行きました。
いやぁ、最高だわ。
うまい!
ぱくぱく「うな肝」を食べていると、本命の「うな丼」が到着!
早速うなぎと米を口の中に。
いやぁ、最高に美味しです。
食べ物の評価を文字にしたことないし、そもそもボキャブラリーが少ないので絶対伝わらない自信がありますが、パリッとした皮。分厚くふっくらした身。そんでもって適度な硬さの米。絶妙な甘さのタレ。この4点が絶妙に合わさり旨みが口に広がります。
いやぁ、マジでウマい。
(ひどい文章ですね)
言葉で表現できないので写真をと思いましたが、iphoneで撮影した写真がことごとくピンボケ(後で気づきましたが、そもそもピントをあわしていませんでした。馬鹿かと)。
唯一マシな写真がこちら。
うな丼の美味しさは伝わらない写真ですね、えぇ。
↓うな丼、肝吸い、酒粕漬けが「うな丼 松」のセットです。
うな丼には6切れ入っていますが、一切れが大きいため、全部食べると腹一杯です。
↓うな丼アップ
至福のひと時を過ごし、「魚弘」さんを後にします。
久々大当たりの鰻屋さんでした。今度来た時にはまた寄ります。
ごちそうさまでした!
多治見市のうなぎ屋「魚弘」
この日は多治見で一泊することとなりました。
明日は東京で10時から用があるため、初新東名を使ってこれまた朝5時ごろ多治見を出発する予定です。
えらく長い内容になったのでひとまずこれで終了。
なかなか予定通りは行きませんでしたが、楽しいツーリングでした。
特に、KTM1290スーパーアド
ベンチャーを購入して発の長距離ツーリングでしたが、大型の割に非常に扱いやすく、ちょっとした峠路も難なく走れることがわかりました。
また、快適性も高く、各種ヒーター類やクルコンの存在。さらに想像以上に燃費も良いので、東京〜高山〜
下呂〜多治見の約440kmを無給油で走りきりました(まぁ、30リッターも積めるのですが)。
これからさらに乗りこなして、日本のいろいろなところへ旅に行かんといけませんね。
《本日のデータ》
走行距離:444km
燃 費:19.8km/l
走行時間:14時間